海馬・ヒッポカンポス  

フェニキア ビブロス 
1/16シェケル銀貨

(10.5 mm 0.6g) BC333年
シシリー(シチリア島) シラクサ  
ディオニュシオス1世発行 
405−367BC  銅貨 20mm 8.73g 
■ヒッポカンポス
 馬の下半身が魚になったものがヒッポカンポスである。ギリシャ神話に登場する。hippocampusはギリシャ語で、Hippoは「馬」を、Kamposは「海獣」を意味する。英語ではシーホース。日本語では「海馬(かいば)」である。海神ポセイドンの戦車を引く役目がある。
 タツノオトシゴもまた、ヒッポカンポス・シーホースという。しっぽの部分の形が似ているからである。
■現代脳科学の最先端
 このギリシャ神話の想像上の生き物は、脳科学において脚光を浴びている。実は脳の中にヒッポカンポス(シーホース・海馬)がある。それは脳内の一部位で、人間の場合、小指ほどの大きさである。

 なぜこんな名前が付いたのか? それは、1587年のことである。イタリア北部のボロ−ニャ大学の解剖学者アランティオがこの部位を「ヒッポカンポス(Hippocampus)」と命名した。形がヒッポカンポスの尾に似ているからである。(脳科学者:池谷裕二氏のHPより) 

 この海馬こそが、記憶の製造元である。その詳細は、池谷氏の著書「海馬・脳は疲れない」「進化しすぎた脳」「脳はなにかと言い訳をする」「記憶力を強くする」を参照されたい。非常に興味深い。
     
→池谷氏のHPへ 



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