世界を変えた アレクサンドロス  

マケドニア アレクサンドロスV世(大王)  336−323BC  テトラドラクマ銀貨  
バビロン製  16.8g 24×26mm
表 : ライオンの頭皮を被るヘラクレス    
 
裏 : 右手に鷲、左手に王笏を持ち玉座に座る神ゼウス
  
銘 : ΑΛΕΞΑΝΔΡΟΥ  ΒΑΣΙΛΕΩΣ  (アレクサンドロス王の) 
ミントマーク:M1 椅子下にモノグラム
■ギリシャ北部のマケドニアからオリエント世界へと進出  大帝国の建設 
■家庭教師はアリストテレス
 アレクサンドロス13才より、ギリシャ最高(つまり世界最高)の哲学者アリストテレスが家庭教師につく。今の日本の受験産業の家庭教師ではない。父フィリッポス2世が招く王家の客である。マケドニアは新興国だが、超一流の学者を招く文化国家であるとアピールするためである。
アレクサンドロスの父 マケドニア王
フィリッポス2世 (359-336BC)
銅貨 18.0mm 6.41g
アレクサンドロスの対戦国アケメネス朝
ペルシャのシグロス銀貨 クセスルクセス1世
486〜470年BC頃  5.6g 15mm
■2004年ハリウッド映画「アレキサンダー」より 
 後方に見えるのが、長槍を持った重装密集部隊「ファランクス」。アレクサンドロスはこの隊形を父のフィリッポス2世から引き継いだ。 
■2004年ハリウッド映画「アレキサンダー」より 
 バビロン入城のシーン  アケメネス朝ペルシャはオリエントの専制君主国家である。アレクサンドロスはマケドニア王であるとともに、ペルシャ王でもある。自らがペルシャ風に専制君主として君臨した。

■アケメネス朝ペルシャのダレイオス3世を破り、首都バビロンに入城。さらに東へ東へと戦いは続く。アレクサンドロスを見ると、「1人の人間がここまで世界を変えられるのか!」という驚きがある。インダス川まで達する大帝国は、アレクサンドル個人の産物であり、彼の死後はすぐさま瓦解する。この後のヘレニズム国家のもと、ギリシャ文明とオリエント文明が攪拌されていく。新しいグローバルな世界が出現していくのである。そのきっかけがアレクサンドロスの東征である。

参考文献:Greak coins and their values 2 : SEAR
NHKスペシャル 文明の道1 アレクサンドルの時代
映画情報goo映画「アレキサンダー」

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