ギリシャ哲学とインド仏教の出会い メナンドロス王  

■アレクサンドロスから仏像誕生までシリーズ
@バクトリア王国 インドグリーク朝
Aインドグリーク朝コインのアジア的意匠
Bギリシャ哲学とインド仏教の出会い
Cプレ・ガンダーラ美術期(インドスキタイ インドパルティア)
Dクシャン朝と仏像誕生

■メナンドロス王(メナンダー王・ミリンダ王)
メナンドロス王(メナンダー王)  160−145BC  インド・グリーク朝  
ドラクマ銀貨  2.4g 15mm 
表:メナンダー王 
ΒΑΣΙΛΕΩΣ(王の) ΣΩΤΗΡΟΣ(救世主の) ΜΕΝΑΝΔΡΟΥ(メナンダーの) 
裏:アテナ立像 
カロシュティー文字で、表のギリシャ語と同意を記す。左にモノグラム 
メナンドロス(メナンダー)王  160−145BC  銅貨  インド・グリーク朝
9.8g 20mm
表:ヘルメットを被るメナンダー王の肖像
銘:ΒΕΣΙΛΕΩΣ ΣΩΤΗΡΟΣ ΜΕΝΑΝΔΡΟΥ 「救世主メナンダー王の」
 
裏:ディアデムとなつめ椰子の枝葉を持つ有翼ニケ像 
銘:カロシュティ文字(表のギリシャ文字と同意)

■ミリンダ王の問い
 ミリンダ王とはメナンドロス王のことである。「ミリンダ王の問い」とは、仏典「那先比丘経」にある。ギリシャ人の王メナンドロスと高僧ナーガセーナとの問答である。「仏教について、メナンドロスがギリシャ的な理性で疑問点を突き、ナーガセーナが舌鋒鋭く、仏教的な「空」の理論を説く。こうして、メナンドロスは仏教に魅せられ、入信した。そして彼は、阿羅漢(修行僧の最高位)に達した。」というものである。
 
 メナンドロスが実際に仏教徒であったかどうかは分からない。しかし、この地のギリシャ人の多くが仏教と接したことは事実であり、ギリシャ人仏教徒の数も、かなりの数にのぼったと考えられている。

■アレクサンドロスから仏像誕生までシリーズ
@バクトリア王国 インドグリーク朝
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