ユダヤを統治したローマの総督たち

マルクス アンビブルス 総督(9〜12年AD)
左 : 椰子とギリシャ文字:LΛΘ(ギリシャ数字で39年) 
右 : 麦とギリシャ文字:KAICAPOC(caesar皇帝のギリシャ語) 
 皇帝の39年ということで、この時なら皇帝アウグストゥスの39年で、AD9年

 ポンティオ・ピラトについては別ページにて解説

アントニウス・フェリクス総督(52〜59年AD)
左: 交差した椰子の枝とその間に ギリシャ文字:LΙΔ(ギリシャ数字で14年)=54年AD
ギリシャ文字銘で「ティベリウス クラウディウス カエサル ゲルマニクス」
(クラウディウス帝の称号)

右: 花輪 ギリシャ文字銘で「ユリア・アグリッパ クラウディウスの妻」

■小アグリッピーナの名
 このコインはクラウディウス帝の14年、54年ADに発行されたものであるが、この年にクラウディウス帝は死亡した。死亡原因はキノコ料理の中毒であるが、毒をもった殺人であるという説が強い。その容疑者は、このコイン銘の人物「ユリア・アグリッパ クラウディウスの妻」・通称小アグリピーナである。

■殺害の動機は
 小アグリッピーナは、皇帝クラウディウスとは再婚で、前夫の子がネロである。ネロは皇帝の実子ではない。小アグリッピーナは我が子のネロを皇帝にしようと画策する。その最後の仕上げがは夫である皇帝クラウディウスの殺害である。というのが有力な説なのだが、真実は分からない。


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