コンスタンティヌス1世


コンスタンティヌス1世 (治世307−337年) 
A3銅貨  306−337年発行 2.45g 18.9mm
表銘:CONSTANTINVS AVG
裏名:PROVIDENTIAE AVGG  ゲートの下に「SMTSG」


■ディオクレティアヌス後の混乱収拾
 ディオクレティアヌス帝引退後の混乱を勝ち上がっていったのがコンスタンティヌスである。312年、西の正帝となり、324年、帝国全土を再統一した。330年、新首都コンスタンティノポリス(現イスタンブール)を建設した。

■キリスト教を公認
 313年、コンスタンティヌスは、ミラノ勅令においてキリスト教を公認した。ミラノ勅令は全ての宗教を認めるというものだが、キリスト教に重きを置いていた。

左画像は、「コンスタンティノポリス(都市)を聖母子に捧げるコンスタンティヌス帝」
イスタンブール(コンスタンティノポリス)のアヤ・ソフィア内のモザイク画

■コンスタンティヌスのキリスト教改宗
 コンスタンティヌスは、312年、ディオクレティアヌスのミルヴィオ橋の戦いに向かう行軍中に、太陽の前に逆十字とギリシア文字ΧとΡ(キリストのギリシャ文字表記の頭2文字)が浮かび、「この印と共にあれば勝てる」というギリシア語が浮かんでいるのを見た。そして、戦いに勝利し、キリスト教に改宗したという。
 上は、ヴァティカン宮殿・ラファエロの間のフレスコ画(ルネサンス期)。ミルヴィオ橋の戦いを描いている。ラファエロの構想で、その弟子が仕上げた。コンスタンティヌスはキリスト教にとっては大きな役割を果たしたので「大帝」と称され、宗教的歴史画の題材となる。

 



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